ミミズの自殺について考察
- Arata Suzuki
- 8月1日
- 読了時間: 3分
子供の頃、ミミズの自殺について調べてみたことがあった。水分が多く、温度が上がることで、呼吸ができなくなり地表に出てきてしまうという学説がほとんどでした。この学説が腑に落ちないのでつい先ほど調べてみたら、40年以上前と同じようなことが今でも書かれていた。おそらく誰も研究していない、又は昔の学者のもっともらしい学説をそのまま鵜呑みにしている可能性があるのではと思ってしまった。

では私なりの解釈をしてみましょう。
・状況1 明け方に多く地表に出没する。
その事から、土壌の酸素濃度が少なくなり地表に出る学説は怪しい。なぜなら、空気中に含まれる酸素濃度は、気温が低いほど多くなるから。また、植物の光合成も日中行われ、土壌の酸素は植物にも奪われるから。酸素不足を理由に考えるなら主に日中地表に出てくるはずである。
明け方私が一番目にする光景は、草についた朝露です。この朝露を利用している可能性を考えたほうが辻褄があると思われる。朝露の水分を利用し体表の乾燥を防いでいると。
・状況2 季節 5月から9月頃までが多い
変温動物である事から、冬場に活動することは少ないと考えられる。また比較的雨が多い時期、湿度の高い時期に地表のミミズを発見する事から、乾燥から体が守られ活動しやすいのだろうと憶測できる。
・状況3 大型のミミズが多い 子供のミミズは見かけない
これが重要で、私が考える説は繁殖のためである。ミミズは雌雄同体であっても精子の受け渡しは行う。土の中での移動距離と地表の移動距離では雲泥の差であることが容易に想像できる。朝露で濡れた地表を利用し、繁殖のため(近親交配から逃れるため)命をかけた旅に出る事がいわゆるミミズの自殺と言われるものではないだろうか?
と犬の散歩をしながら考えた。道路に無数にあるミミズの死骸は命をかけた繁殖のための旅の途中絶命した姿だと考えると、なんともドラマチックに思える。生物は本来死ぬための行動はヒト以外は行わない。子孫を残すことだけが最重要事項として遺伝子にプログラムされているものである。どうしてそこに誰も注目しないのだろう(もう出ていたらすいません)?
ミミズを見ていると我々人類は種の最終段階を迎えているのではと思ってしまう。命をかけて結婚相手を探しに行くなんてヒトには到底できだろう。ミミズを見てそんなことを考えていた。しっかりとした学術的根拠(Evidence)のあるものは信じるが、昔からの迷信のようなものは私は信じない。『猫はよく吐く』というようなね。必ず原因、理由はある。都合の良い解釈に惑わされないようにしよう。と言っても、ミミズのお話は私の仮説です。



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