我が家にOliviaがやってきて2週間になりました。初めは便が緩く食事の量や整腸剤で調整していましたが、治らなかったので抗生物質を使用しました。結果落ち着きました。
2度目のワクチン接種を本日行いました。色々、患者さんに子犬の説明をするときの参考になればと記録を残すことにしました。
今回は、ワクチン接種プログラムについてです。
Oliviaは、ずいぶん遠くまでお散歩もできるようになってきました。たくさんのワンコや人と触れ合い予定通り図太い性格になっています。この時期に箱入りにしてしまうと臆病な性格になりヒトや犬を噛んでしまうと言ったことが起こってしまいます。もし、Oliviaとお散歩中に合うことがありましたら、一緒に遊んであげてください。ワクチンが終わるまで外に出ないなんて、いつの時代の話だよって思っています。細菌とウイルスの違いもわからないのかって思ってしまいますね。
うちの病院では、10年以上前から抗体検査を行っています。ワクチンが有効に効いているかを調べる検査です。二歳以上の子での接種はほとんどなくなりました。長い子は11年効果の持続している子も先日3件ありました。毎年、生ワクチンを接種するなんて時代錯誤ですよね。最近少しずつ抗体検査が増えてきたように感じますが、まだまだですね。西洋諸国はこちらが良いとなれば、一気に変わりますが日本はいつまで経っても変われない国です。そのような国民性が、世界からの遅れをとっているように感じます。獣医の世界では、日本は30年遅れているように感じます。手術の手洗いが国家試験で変わったのがつい数年前です。私は、開業当初からアメリカ式を導入しています。
ちなみに、ヒトでは生ワクチンは一生涯で数回しか打ちません。当たり前です。免疫刺激が強いのですから。おたふく、ポリオ、その辺りですね。ヒトは、30年前からそうしています。なぜと思うことも大切だと思います。
私は、ワクチンを反対しているのではありません。必要な時に科学的根拠から接種すれば良いと思っています。
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