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Arata Suzuki

努力と結果は違う時もある

2014年12月29日月曜日

 先日、一年に一度のエレクトーンの発表会がありました。この曲を演奏したのですが、最悪の演奏で途中で逃げ出したくなるくらいでした。比較的早くに仕上がり今年は大丈夫だろうと思っていたら、12月に入り重症患者さんやオペ患者さんが予想以上に多く急に練習ができなくなってしまいました。それでも一曲に絞って意地でも何とかしようと早朝練習などして頑張ってみましたがダメでした。


 当日、なんとなく体調が悪いとは思っていましたがよくない緊張に体は襲われました。赤い緊張と青い緊張が私にはあり赤い緊張ならうまくいくのですが青い緊張はダメなんです。毛細血管が収縮し抹消の血流が淀み手足が冷たくなり体の中心部のみが熱くなるんです。演奏する前から嫌な予感でした。水泳の試合の時は、全身を赤くするため気合を入れ時には体を叩き全身真っ赤にするんです(アップする時間があるからいいんですけどね)。そうすれば大抵の緊張には打ち勝てうまく試合を運べるのですが演奏となると手が冷たくなってはどうにもなりません。来年は、カイロでも持って行こうかと思っています。


 最悪の演奏を聴いた剛君からは『下手くそ!』と言われてしまいました。剛くんは本当のことしか言わないので半端無く悔しい思いでした。正直エレクトーンを辞めてしまいたいと思うほど悔しい思いでした。その後、発熱し、どうも難聴になり体調を崩してしまいました。5日間全くエレクトーンを触ることのありませんでした。日頃のストレスもあるのかな?


 今回の演奏も熱は下がってないし耳鳴りもしている中での撮影でした。後で聞くと大した演奏でないから発表会もしょうがないのかなと納得です。でも、来年に向けて気合を入れ直しました。


 私は、普通の人から見るとエリート街道真っしぐらと思われがちですが、実は2浪して、興味のない学部は受験せず苦手科目ばかりの獣医大学を受験して落ちていたら自衛隊の海軍に入る予定でした。当時湾岸戦争で親は嫌だったでしょうね。でも、最後は根性で何とかしました。


 なかなかうまくいかないから人生って悔しいけど楽しいんですよね。簡単に何でもできたらつまらない人生でしょう。天才はきっと楽しくない一生なんだろうなと私は思っています。と自分に言い聞かせ、更に難しい曲を挑戦して気合で何とかしようと思います!

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