今年の春より、スタッフのユニホームを新しくします。 よく、お医者さんでもそうですが汚い白衣で診療されると衛生面大丈夫なのだろうかと思うこと多いですよね。私は、汚いヨレヨレの白衣で診療されることが嫌いです。私たちは、できる限り清潔な環境で診療を提供したいと常に思っていますので、衛生面、身だしなみには特に気をつけるよう指導しています。 最近、スクラブ(Vネックのシャツ)での診療って日本では流行っていますよね。本来スクラブは手術用の下着です。アメリカのドラマなどで使われた影響からそれを採用する病院が増えています。しかし、実際のアメリカでは手術室以外でスクラブは着用せず、すぐに着替え交換するように指導しているそうです。普通に考えて当たり前の事ですよね。ついこの間も、スクラブ姿でファストフードを食べていた方が問題になっていました(日本ではないです)。 日本では、ファッション感覚で大学病院でさえスクラブ姿でフラフラしているところが多いのが現実です。本来衛生面をしっかり教えなくてはならない機関のはずです。診療着と、手術着が一緒だと考えたら恐ろしいことです。私は、その感覚がどうしても理解できません。私は、きっとスクラブ姿で診療することはないと思います。 もちろんスクラブを全てを否定するわけではありません。手術室に入ることのないリハビリ等の介護士さんが動きやすいからとのことで採用することはありだと思います。ただ、外科好きの先生がファッションで着ているのならどうなんでしょう?散々、器具、手術室に関しては滅菌、滅菌、消毒、消毒とうるさいのに自分の身なりに関しては無頓着なら笑ってしまいますね。もちろん手術前に清潔なスクラブに着替えるのならいいと思いますけどそのような先生には残念ながらであったことがありません。 ただ、時代とともに常識とは変化します。常識ってしかも個人間で全く違います。自分の常識は他人の非常識だったり。私は、古い考えの人間なのかもしれません。もしかしたら、数年後、白衣がなくなってしまう時代が来るのかもしれませんね。 今春より新しいユニホームへ 2018年3月10日 土曜日
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