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キャバリア Oliviaの成長記録 震えについて

Arata Suzuki

 寒くなると、動物に洋服を着せる方多くなりあすよね。寒くて震えているからという理由が多いと思います。本当に必要なのでしょうか?ファッションで楽しんでるだけならいいかもしれません。しかし、多くの洋服は化繊でできており静電気を帯びます。ハウスダストマイトや花粉といったアレルゲンを大量に吸着させます。結果ダスキンモップに包まれたような状態になり皮膚病が悪化することも結構あります。また、裂毛の原因にもなり被毛が薄くなります。注意すべき震えについて今回は息子の動画で出してみることにしました。


寒さで震えることは正常な反応です。また、洋服で動物が暖かいかは正直疑問です。本来は足先から冷たくなってきますので。犬は本離寒さには強い動物なので寒さにならしていくことも大切です。


 では、なぜ冬場にお腹を壊す子が多いのか?私が考えた結果は、暖かい室内で飼育されている子は、ドアの開閉ごとに廊下などから冷たい空気が流れ込みます。床で生活する動物にとってはこの温度差を1日何度も繰り返すことが原因なのではないかと考えています。だからといって、部屋の温度を必要以上にあっためることはありません。外で飼われている子はどうかと言いますと、正直冬場に来院する子はいません。寒さに慣れているからでしょう。また、1日の温度変化も緩やかなのも動物にとっては良いことなのかもしれません。


 なぜこのような記事を書いたかと言いますと。アレルギー持ちのわんちゃんが、近所の人に寒くてかわいそうと言われ洋服を着せたら悲惨な状態になってしまったからです。洋服は着せないようにとお願いしていた子でした。私は、動物に厳しくしているわけではありません。どうしたら病気が少なくなるのかを考えているのです。一度立ち止まって、今の動物の飼い方が本当に動物のためなのかを考えてみるのもいいかもしれません。


 
 
 

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